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院内集会の模様 |
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講演する廣渡清吾教授 |
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45万余の年金署名を提出 |
全日本年金者組合は20日、安心できる年金制度の実現を求める院内集会を衆議院第1議員会館でおこない、首都圏4都県から約200人が参加。看板には「戦争法廃止!安倍内閣退陣!野党共闘!を意気高く掲げました。
冨田浩康中央執行委員長は、「全国で取り組まれている戦争法廃止の2000万署名は、高齢者にとって、孫子の世代に戦争のない平和な世の中を残す人生最後のたたかいであり全国で総力をあげよう」と主催者あいさつをおこないました。
集会には市民連合の廣渡清吾・専修大学教授・東京大学名誉教授(前日本学術会議会長)が参加、30分のミニ講演を行いました。廣渡氏は、「2000万署名の一つひとつは憲法9条を守りたいとの強い意志がこもっており、自民党の過去の得票を上回ることは安倍内閣を退陣させる確かな保障となる」と強調。参議院選挙では「個人の尊厳」を擁護する政治をめざすために32の一人区で野党統一候補を実現しましょう。個人の尊厳は、人はそこにあるもの、存在するものとして尊重されると言うことであり、それは憲法9条と25条の基礎になっており、突き詰めれば人が人を殺し、殺されると言うことを許さない。2016年は主権者として個人の尊厳を政治に生かす取り組みになると強調しました。
集会では埼玉、千葉、神奈川の代表が2000万署名と100万年金署名の取り組みや年金裁判などについて発言、東京の代表は「シールズやママの会に対抗しジールズの会として2000万署名と100万署名を一緒に毎月の駅頭宣伝に取り組んでおり、老いてもたたかう力はある」と決意を語りました。院内集会には日本共産党の堀内照文衆議院議員が参加、生活の党と山本太郎の会の秘書、維新の初鹿衆議院議員の秘書も参加しました。
この日までに集約された年金署名45万2914筆、2000万署名1880筆を国会に提出しました。
院内集会終了後、衆参全国会議員へ「公的年金制度の改善充実を求める要請」、民主党、日本共産党、維新の党、社民党、生活の党に対しては「参議院選挙に向け『戦争法廃止』の野党共闘を強く望みます」の要請もあわせておこないました。
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