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後期医療廃止、最低保障年金制度実現かかげ “年金者一揆2010”全国で総決起 |
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10万人組合員を実現した力で高齢者要求、とりわけ年齢で差別する後期高齢者医療制度はすぐ廃止をとむしろ旗をかかげ、集会、パレードを繰り広げ、市民にアピールしました。 中央行動・集会は都内日比谷公園野外音楽堂で、首都圏の4都県から2,900人が参加して盛大に開催されました。開会挨拶で篠塚中央執行委員長は、『「開会前に厚労省に要請書を提出し、熱中症や所在不明など、高齢者の深刻な実情を訴えてきた。「一揆」成功をバネに「高齢者の人権を守れ」「仲間増やしの月間成功」を」と訴えました。 中央舞台では日本共産党や全労連、中央社保協、全生連などの連帯挨拶に続き、前進座の中村梅之助さんがお話しし「15歳で前進座に入ってからの歩みを語り、間もなく末期高齢者に入るが、500円玉貯金をやっている。それにしても消費税は許せない。よい社会をつくるために生きよう」と激励しました。 恒例の年金者一揆川柳の優秀作品30句が発表され、都本部の井上啓さんの「就活の孫と一揆だ世直しだ」が最優秀作品に選ばれました。 集会は「2010 年金者一揆宣言(別項)」が採択され、全員で「沖縄を返せ」を合唱し、閉会しました。 閉会後、銀座をパレード、「最低保障年金実現」「後期医療制度即時廃止」「無年金・定年金者をなくせ」「普天間基地を撤去せよ」などを唱和し都民にアピールしました。 |
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第24回 日本高齢者大会に年金者組合から多数参加 2010年9月13日〜14日・茨城県水戸市で開催 |
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日本高齢者大会第1日目は、37の学習講座や分科会が開かれ、全国から2、286人が参加し、活発に運動を交流しました。「毎月映画と食事会を13年間続け、輪を広げてきた」「たまり場で孤独死と買い物難民をどうするかと話し合った。高齢者のための物品販売もできないか考えている」。学習講座は7教室13テーマで開かれました。年金者組合は「最低保障年金と財源問題(講師 唐鎌直義氏)を担当。唐鎌氏は、国力に比べて「不均衡に低い日本の社会保障」として、一人あたりの社会支出を国際比較すると、スゥエーデンを100とした場合、日本は40で、財源問題ではなく、国富が社会保障に使われていないだけと強調しました。第5分科会では、後期高齢者医療制度をどう廃止するか、運動を交流。中央社保協の相野谷さんは「後期医療即時廃止、医療制度を立て直すための運動をここからスタートさせたい」と訴えました。 第2日目は、茨城県立武道館で全体会が開かれ、記念講演で水戸市出身の作曲家、池辺晋一郎氏が「人にいのち、音にもいのち」と題して講演し、参加者に感銘を与えました。 全体会では「家庭から近隣から町から村から孤立の壁を破って大同団結し、高齢者の底力を発揮しよう」と訴えたアピールを採択しました。大会には二日間でのべ4513人が参加し成功しました。 年金者組合は、中央本部をはじめ、地元茨城県本部や全国から多くの組合員が参加し、高齢者大会の成功に貢献しました。 |
8月2日から開かれた原水禁国際会議は4日閉会し、「核兵器のない世界が国際政治の明確な目標となった今、核兵器廃絶交渉の速やかな開始を求める行動を世界各地で強めよう」との宣言を採択しました。宣言は「核抑止力論」が「核兵器のない世界」実現の最大の障害となっており、広大な世論と運動が必要と指摘しています。 4日には原水禁世界大会・広島が開会し、海外と日本全国から7、400人が参加し、核不拡散条約再検討会議を受け、核兵器廃絶が現実的目標になったことへの確信が語られ、草の根の運動をさらに広げようとの熱気に包まれました。 85歳の被爆者、坪井直さんが、「核兵器廃絶をこの目で見るまでは決して死ぬわけにはいきません」と挨拶すると大きな拍手に包まれました。 年金者組合は歴史的なこの原水禁世界大会に篠塚多助委員長他を派遣するとともに、全国の組合員も多数参加し、8月5日午後に広島原爆ドーム前のレストランひろしまにおいて「年金者組合員の集い」を開催しました。篠塚多助委員長や谷崎広島県本部委員長の挨拶と参加者の紹介のあと、被爆者組合員、被爆二世組合員が報告、通し行進者3人も発言し、活動と今後の取り組みなどを交流しました。 初めてとなる「年金者組合員のつどい」には地元広島をはじめ、全国の年金者組合から51人が参加し、楽しく元気の出る「交流のつどい」となりました。 |
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